絵本用の本棚を制作しています。
いれる本が絵本と決まっているので、サイズ感やデザイン、機能の面で子供がターゲットになるわけです。
いくつかのスタディを経て、現在はこのドーム型のデザインを制作する事になっています。
プレゼンシートはこちら。(クリックで拡大)
子供向けの難しさ
子供をターゲットにしたデザイン、ってそれにしても難しいですね。
「この高さだと、上にのぼっちゃうんじゃないか」
「幕板が無いと、本を押して落として遊んじゃうのでは?」
「ぶら下がっても大丈夫なように…」などなど。
「車輪をつけて動かせるようにしたら、子供がひかれちゃうんじゃないか」という心配で没になったアイデアも。
あと、子供向けだから~とかいって、何かを模した形にする危険性について。模す、形を使うのって大変ですよね。
形をつかうなら、形態を模すだけじゃなく、
その形の機能を強調するように変形させると。。。の間にか別物に。っていうところを目指さないと、陳腐なイミテーションになってしまう危険性が。没案の、家タイプ・クルマワゴンタイプはまさにそれ。笑。