『Attaching house』ベニヤ1600x800 油性マーカー
Operations for Habitat Studies主催の都市研究ワークショップ、Alter-shelter4 ‘‘Urban Kitchen‘‘にて制作した。
インドネシア・スラバヤの集落、カリマスウディクで取材した住居・生活の記録。
スラバヤのカンポン(集落)での生活を構成している要素には『共有』『戦略性』『密かさ』『目的への過程』『食品の流通』があり、取材したカンポン、Karimas Udicでは、その5つの要素が実践されていた。
外に点在する水回りを、取り囲む居住者で共有し、密かに都市部の離れを占拠、大きな建造物に依存した住居を建設する戦略性...などを併せ持っていた。
なかでも特徴的だった、〝大きな建造物に依存した住居を建設する戦略性” に注目。その生活をAttaching Houseと名付け、パネルに表した。
Attaching Houseの居住者は狭小住宅での生活を与儀なくされている。そこでは 1家族3人が、2500mm×1360mmの空間で生活していた。一人あたりの空間はかなり小さくなるが、実際に居住者がいることで、その空間での生活が可能という事は実証済みになる。