読み止しのテーブル

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『読み止しのテーブル』 2020年/デジタルファブリケーション

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性格からコンセプトを作る‘‘自分家具‘‘の一作目。
天板よりも一回り大きな棚板が本一冊分の高さのスキマを作ることで、ストックされた本が外側へと主張する。読みかけの本を積んで、読み切らずに本棚へ。そんなだらしなさを解消したい人のテーブル。

まず自分の普段の作業環境から寸法を決定。
どの方向からも使えるように、天板を正円に、脚を中心に。正面のないデザインにした。
収納に本が入りすぎると本を積むのと同じこと。ストックした本それぞれの表紙が見えるようにスキマは小さく。
細いスキマをつくる為に棚板はドーナツ型。ここが一枚板になると、奥まで手が入るようスキマを厚くする必要がある。

読み止しのテーブル
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